すーんだい

浅い思考は、人の深い思考を促す

令和最初の

ついに令和が始まった。もちろん自分は平成からの途中参加なので平成の始まりは知らないけれども、改元の意味に変化を与えられたものだと思う。

昨日は安易に「平成最後の」とかタイトルをつけちゃったせいで、今日はバランスをとるために「令和最初の」とタイトルをつけてしまった。

関係ないのに。


とりあえず今日は大きな変化があった日なので「変化」について語りたいと思う。


加加加速度

この間、小見出しの出力方法を知ったので変化を加えてみた。どうだろうか。

駿台では基本、物理では微積を使う解法で教えられている。
位置を時間微分すると速度が、速度を時間微分すると加速度が求まる。しかし試験で出されるのはここまでだ。

実はさらにこの先があるのだ。

加速度を時間微分すると加加速度が、加加速度を時間微分すると加加加速度が、加加加速度を時間微分すると加加加加速度が、、、、、、


驚きなのが名前までもがついているということだ。

加速度から順に
acceleration(加速度)
jerk(加加速度)
snap(加加加速度)
crackle(加加加加速度)
pop(加加加加加速度)

加加加速度まで来ると殆どの人が使うこともないだろう。しかし加加速度は一部の業界で多様される。

たとえば自動車業界では、エンジン開発の際においてよく使われる。
加加速度は一般に「躍度」と呼ばれる。
そしてこの「躍度」は人間の精神面に大きな影響を与えるという。単純に快・不快だけではなく、肉体に与える負荷のパラメータとなっている。

確かに想像してみれば、一定の加速度で加速している車に乗っている方が安心して乗っていられる。


少し前に「日本の経済成長率がn年連続でプラスを維持しているが国民はそんな好景気を実感していない」というニュースを見たが「躍度」の概念があればそれが当たり前であると分かるだろう。
数値が出ていても、一度微分しないと人に与える変化は出ないのだがら。

リーマンショックの時などの不況であれば経済成長率の変化率が大きく負に傾くので誰もが不況を敏感に感じることが出来たのである。



変化と微分は切っても切れない関係にある。
令和で何か変化を起こしたいなら、微分を勉強してみるのも悪くないかもしれない。




それよりも、まず自分が勉強しろ←