こじつけ
今日の化学の先生はめちゃくちゃにSTAP細胞についてディスっていた。これはしょうがない事なのだが、改めて何が問題だったのかがよく分かった。
まず、理系の学を深めるためには複数前提的能力が必要で、そのひとつとして「考察」する能力がある。「結果」を踏まえた「考察」をするというのが、理系に必要な能力の大部分を占める可能性がある程だ。
そして「考察」は理論の組み立てであり、「結果」を無視しては行けない。理系のみならず、文系の人も当たり前に感じるかもしれない。この前提を無視して論文が発表されたSTAP細胞が大きな批判を受けたのは至極真っ当なのかもしれない。
自分は文系から逃げてきた理系ではあるが、それでも理系としての心構えが必要である。
あのようなニュースからも理系であるためにはどうしたらいいかを理解しておく必要があるかもしれない。それは文系にも同じように言えることであろう。